つきのつれづれ

好きなものに囲まれたい主婦

必ず読ませたい絵本 とにかくさけんでにげるんだ

とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)

近頃 目を覆いたくなるような 恐ろしい事件が起きています

子供に朝『行ってらっしゃい』と言ったら

『ただいまー』と帰ってくるのが当たり前だと思っていました

でも、それが当たり前じゃないかもしれない と想像しただけでゾッとします

 

通り魔のような事件は気をつけていれば避けられるということではありませんが

わるい大人に出会ってしまった時にどうしたらいいのかを

子どもに教える必要があります

 

我が家ではこの絵本を読み聞かせています

 

この絵本は具体的なシチュエーションでどのように自分の身を守るのかが書いてあります

 

★デパートで迷子になったら

★ホテルで知らない人に連れて行かれそうになったら

★親戚のおじさんに服をぬいで嫌なゲームをさせられたら

 

など、6つのエピソードがあります

どれも、あって欲しくないことですがありえないとは言えません

そんな時に

「おとうさんとおかあさんには、なんでも話していいんだ。おこられないんだ」

と思ってもらうことがとても大切だと思います

 

とても大切なメッセージとして

危険な目にあった女の子にお母さんが

「あなたは、なんにもわるくないのよ。これからも、こまったときはなんでもおしえてね」

といってぎゅっと抱きしめます

 

もし、こどもが危険な目にあった時に

動揺してしまうかもしれません、なんで!と怒鳴ってしまうかもしれません

でも、冷静でいないと余計に子供を混乱させます

 

そんな時のために巻末にはおうちのかたへ

親に向けたアドバイスが書いてあります

そこには

 

子どもには「あなたはちっとも悪くなかった」ということ

そして、「心配しなくていい」ということをはっきりと

言葉と態度で示してください

 

と書いてあります

「言葉と態度」って大切だなあ 目を背けてはいけないなと感じました 

 

女の子はお母さんに

 

これは、わたしだけのたいせつなからだで、

だれも、わたしに、いやなさわりかたをしちゃいけない

だれもね!

 

ということを教えてもらいます

これは、男の子にもきちんと教えたいことです狙われるのは決して女の子だけではないです

 

 一緒に読んでいてショッキングなことにびっくりしてしまうかもしれませんが

性的虐待について書いてある絵本は日本にはほとんどありません

この本は、親子で話し合う機会を与えてくれると思います

 

内容は衝撃的ですが、挿絵がふんわりとしているので

全体の雰囲気を和らげてくれて、手に取りやすいです

ぜひ、読んでみてください

 

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