髪色とタメ口

また無職なので

髪色を明るくした

人生100年とか言われるけど

100歳まで健康に生きられる保証はないし

せいぜいあと30年ぐらいかな

いや健康で楽しく過ごせる時間って

けっこう少ないのかも

とにかくもう人生折り返し地点には来てる

そして

明日何が起こるかなんてわからない

だったらやりたかった事はできるだけやろう

と思ってやってみた

お母さんになって髪の毛染めたりするなんて

眉をひそめられそうだし

ろくな子育てしてないって思われそうだし

仕事とかしてなさそうって思われる

（事実だけども）

という

とにかく世間体を気にしてやってなかった

でも知らない人に何を言われるかまで

考えて我慢して

できなくなってから

「あー、やっとけばよかったなぁ」と思うのは

イヤだと気がついた

世間にどう思われるかっていう

ビクビクした気持ちを抜きにしたら

全然大した事じゃない

やりたいんならやればいい

良俗に反してない

ブリーチしてインナーカラーいれたり

まぁちょっと派手な髪色になった

思った以上にうれしくて

ちょっと恥ずかしいけど

自分では気に入ってる

鏡を見てすごくうれしい

私をよく知ってる人たちには

評判もいい

でも周りの評価は変わったのも感じる

例えば髪色を変えてから

店員のおばちゃんに

タメ口をきかれることが多くなった

私もおばちゃんだし　それはあんまり

構わないんだけど

黒髪の時には

「〜〜でいいですか？」

みたいな普通な対応だったけど

変えてからは

「〜〜しちゃっていい？」みたいな

もっと軽い感じ

髪色明るい＝若い　と思われるのか

派手＝フランクな人　と思われるのか

大げさに言えば

見た目で判断されるとはこういうことか

と感じた

でもまあ

ニコニコしてる人には話しかけやすいとか

怖そうに感じる人には道をたずねないとか

それぐらいの事だと思う

別にそれが辛いわけじゃないしね

美容師さんが

ブリーチ後には紫シャンプーが良い

と言うので買ってみた

ほっとくと、リカちゃん人形の髪の毛みたいに

キシキシの黄色になったりするから

ちゃんと手入れしよう

ほんのちょっとのやりたかった事だけど

思った以上にうれしくて

楽しくて

気持ちが明るくなった

やってよかったなあ

やりたい事にブレーキをかけるのを

緩めていこう